953e653c4f5b0b8901d1cb55c6911048
黒いうさぎのれおんくん∂⍵∂ きのこと釣りとどんぐりと。

『胞子画』フロンティア 

2018/11/05 22:50 イベント 趣味

イエス!ポルチーニ!

6月下旬からお盆の前後を外して、10月初旬までが

ポルチーニの季節です。


サイズ、カタチ、匂い、味、どれをとってもきのこの王様です。

網目模様がチャームポイントです。


そんなエピソードをなんときのこの胞子を画材にして描きました。


ものすごい香りが高いので、自転車に乗りながらでも

この辺にある!って気がつきます。

見つけた時にはいつもダンゴムシだらけです。


傘の裏の白いのはいただきますが、

黄色くなってしまったものは虫にプレゼントします。




トリュフは地下生菌のひとつです。


地下生菌とは本来地上に出るはずのきのこが

地下で圧縮されながら進化したきのこです。

その進化の過程がこのマーブル模様にあらわされています。


地下で生息するために胞子は風に委ねられません。

そのため強い香りで虫や動物をおびき寄せます。




初めて見つけた時のエピソードがここには盛り込まれています。

日本でもトリュフはあります。





コレはアメリカのカリフォルニア、ロサンゼルスにある

UCLAの敷地内で見つけたきのこです。


白いきのこですが、この後、伸びて、一夜で真っ黒になります。

そんなところから『インクきのこ』との異名を持つきのこです。



夕方はもう半分黒い。

翌日には溶けて無くなります。


そんな溶けたササクレヒトヨタケでこれらの絵のラインを描いてます。

なので胞子画と呼んでいるのです。




ちなみに、食用キノコとして

コプリーヌという名前で売られています。





お次は、本場フランスの高級レストランでも、

このきのこは一皿3本まで!というほど、

現地では高級キノコとして流通しています。



アミガサタケという名前です。食用キノコです。

虫のデザイナーズマンションかよ!というぐらい

虫と遭遇します。


れおんくんが、虫チェックをしていますよ〜




ムカデですね。

ハサミムシですね。

ダンゴムシですね。

ナメクジですね。

塩水にぷかぷか浮かせて虫出しをします。

虫が浮いたアミガサタケの上に避難してきます。

一網打尽です。


胞子画の画用紙が少しセピアカラーなのですが、

これは白い画用紙をこのアミガサタケの戻し汁で

染めてあります。

染料としても使えるきのこです。




さて、これは食用ほおずきですが、

これにとってもよく似たきのこがあります。






これです。ツチグリです。

歩くきのこ、それがツチグリです。


雨の日に広がり、晴れの日に縮む。

風の日に転がり。。。

それを繰り返しながら、移動するのです。



開いたツチグリは、突つくと中から煙が出てきます。

それがツチグリの胞子です。

ほとんどのきのこの胞子は水に溶けます。

ですが、ツチグリの胞子は水には溶けません。


おそらく、風に乗って、雨に流され

彼らはさらに旅を続けます。

自然の神秘とは素晴らしい。


ティラミスの上にかかっているココアパウダーみたいですが。。。

研究を重ね、この胞子も画材にすることに成功しました。

これらの胞子画の塗っているパーツは全部このツチグリです。




国立科学博物館 つくば実験植物園のきのこ展2018でも

展示していただきました。




胞子で絵を描くことをやっている人は

まだあんまり聞いたことがないから、

今後この活動をちゃんとやっていきたいと思っています。



ササクレヒトヨタケとツチグリ以外でもやってみよう!




まさにこれ!



ヨコハマのきのこ大祭2018でも展示していただきました^^


きのこの研究はこの他色々とやっているのですが、

またご紹介したいと思います。


おしまい。

クックパッドブログへの
ご意見・ご感想をお聞かせください